実習・課題研究
■ デッサン
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■ 1回目のローテーションでは、木炭デッサンを行い
ます。球や三角錐、人物の石こう像を木炭を使ってデッサンします。
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■ 2回目のローテーションでは、雑誌のページなどから人物の写真を取り出し、色鉛筆、パステルなどいろいろな画材を使って描画します。
■ 生徒は、いくつかの写真を組み合わせて構成するなどの工夫します。
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■ 基礎デザイン
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■ 基礎デザインでは、無彩色のグラデーション、有彩色の混色による平面構成を通して、色の成り立ちについて学びます。また、このときに絵の具の特性や道具の正しい使い方を身に付けます。
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■ 前回身につけた技術を生かして、具体物の形をスケッチし、自由に転化させたり、新たな形を生みが出したりしなら、発想する力と表現力を育てます。
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■ 織物デザイン
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■ 一回目のローテーションでは、織物の基礎について学習します。
■ 平織(ひらおり)、斜文織(しゃもんおり)、朱子織(しゅすおり)といった、織り組織の種類や、織物の組織を図で表した「組織図」について学習します。
■ また、自分で組織図を書いて、織物を製作します
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■ 2回目のローテーションでは、自分でデザインした柄と、いくつかのパターンから選んだ変化組織を組み合わせて、組織図を作成します。
それに合わせて織っていくと、模様が浮かびあがります。
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■ 染色
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■ 2年になったら染色の実習が始まります。
■ 前期に綿布の精錬・漂白と、天然繊維(木綿、羊毛、絹)化学繊維(レーヨン、アセテート、ナイロン、ポリエステル、アクリル)の基本染色を行います。
※精錬・漂白とは…布の汚れを落として白くする
※基本染色…化学染料で布を染める
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■ 後期は染料の2色混合で染色します。
■ 赤、黄、青のうちの2色を使って、染料の比率によって色がどのように変化するか、サンプルを作ります。(右上写真)
■ 最後に型紙捺染を行います。
■ 模様になる絵の型紙を作って、顔料(布用の絵の具)で布にプリントします。
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■ 織物 ・ 分 解 設 計
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■ 織物のサンプルについて、使われている糸の種類、織物組織のの構成、仕上げ加工法などについて調査、解明することを織物分解といいます。
■ 分解したデータはサンプルと同一の織物や、類似した織物を作るための設計表になります。
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■ 2学期には、自らが織るための糸の総重量や長さ、糸の太さを計算し、設計表を作ります。そして、決められた箇所にワンポイントを入れたり、説定された織り密度や幅になるようにと、設計表通りの織物を作っていきます。
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■ デ ッ サ ン ・ 平 面 構 成
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■ 鉛筆デッサンでは、物を観察する力を養うために、その基礎として、直方体、円柱、球などのデッサンを学びます。その中で、立体感や質感、空間の表現方法を身に付けます。
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■ 平面構成では、1年次での色彩の学習の上に、さらに様々な混色の方法を実践し、色彩についての理解を深めます。
■ さらに、ピクトグラム(*)などの制作を通して、構成する力を養います。
(*)意味するものの形状を使って、その意味を理解させる記号(絵文字)のこと。
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■ MACによるコンピュータデザイン
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■ 2年からマッキントッシュコンピュータの実習が始まります。
■ プロが使っているコンピュータやソフトを使うことによって、将来就職したときに即戦力として働けるような技術と能力を身につけます。
■ Illustrator(イラストレーター)
Photoshop(フォトショップ)
を学習します。
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■ Illustrator(イラストレーター)は図形ソフトですが、雑誌の編集や、チラシ、ポスター、名刺などを制作するときに使います。
■ Photoshop(フォトショップ)は、画像編集ソフトで、写真や画像を加工するときに使います。
右の作品はCDジャケットですが、左側は主にイラストレーター、右側はフォトショップで制作しています。
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